喧嘩ばかりする子供達が一発で言うことを聞く魔法の言葉
5歳と間も無く3歳を迎える女の子2人の母親業をしています。子供達の喧嘩には、毎日うんざりしています。ほんとはお互い仲良しだし大好き同士なんだけど、遊び始めると夢中になって喧嘩もするよね。そして本当にやってほしいことをやってくれない。
子供がやる気になる魔法の言葉
片づけをしてほしいのにしてくれない、歯磨きもしてくれない、お手伝いをしてほしい、子供たちはどういう言葉をかけたらやる気を出してくれるのだろうといつも考えていました。やらせるのではなく、やりたいと思えるように仕向けるのがいいのではないかと。
そんな子供たちにかけた魔法の言葉は、「どっちが(先に)できるかな?」です。
片づけをしないときは、「どっちが上手にお片付けできるかな?」
歯磨きしないときは、「どっちが先に歯を磨けるかな?」
ご飯がなかなか進まないときは、「どっちが先に食べ終わるかな?」
お手伝いしてほしいときは、「どっちがお手伝いしてくれるかな?」など。
この言葉を使った後は、すぐに駆け出して行動に移してくれます。
「どっちが」という言葉を使ってはいますが、基本的には兄弟姉妹が複数いて、両方に同じことをしてほしいときに使います。競争心が強く、褒められるのがうれしい我が家の子供たちにはよく効きます。
ここで注意したいことは、使い方を間違えないようにすることです。どちらか一方しかできないのに(1つしかないのに)この言葉を使ってしまうと、「私がやりたかったのに!!」と新たなケンカを招くことになってしまいます。
言うこと聞かない悪い子には
子供たちは自分のものはこれ!というこだわりが強いです。幼稚園や保育園で、自分専用のコップやタオル、お箸セットなどをもっていくのが理由なのか、自宅でもお茶碗やお椀を間違えて出しただけで、怒られます。
これは私のおもちゃだ!と言い張るくせに、もう一方のおもちゃを使いたがったり、人が持っているものがどうしても欲しくなって奪いたくなったり、取り合ったり。
ケンカをすると、私は悪くない、〇〇ちゃんがこうしたからいけないんだ、と自分は悪くない主張を繰り返します。お互いが自分の少しでも悪かったなと思うことを言い合って謝り合うことが大切なのですが、なかなかできないこともあります。特に小さいうちはね。
寝る時間になったのになかなか寝てくれないとか、何度言ってもいうことを聞かない場合、これはもう、鬼に来てもらうしかないです。
「そんな悪い子は、鬼さん呼んじゃうぞ!」と言って電話してみましょう。電話をくれる鬼は、ほんとに怖いリアルな声です。
5歳の長女にはあまり効果なさそうでしたが、3歳になる次女は血相を変えて、ぎゃーぎゃー泣きわめき、逃げ回っていました。それを見た5歳の長女も、つられたのか泣き出しました。秋田県に転勤で飛んだ時になまはげ館に行きましたが、その時には全く泣かなかった子供たちでも、親の後ろに隠れて抱きついて泣きわめいていました。
鬼が最後に、「いうこと聞かない悪い子は食べちゃうぞ!いまから行くぞー!!」と怖い声で言って電話が終わるのですが、この時がチャンスです。鬼さんが来るから早く片付けよう!お布団入っていないと鬼さんが食べにくるよ!と言って、がくがくブルブル震える子供たちは手を取り合って仲良く抱き合ってお布団に入って寝ましたとさ。
使いすぎは禁物ですが、思った以上に効果があったので、どうしても子供たちをビビらせたいときはぜひご活用ください。