転勤族妻が行く ~いま、つくば~

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秋田県で毎日雪かきに追われたときの話

他の企業の方はどうだか知りませんか、我が家の転勤族夫の辞令は突然に来ます。

月の中旬あたりで、来月1日からここで頑張ってね!と。それも全国展開の企業なので、次の転勤先もとてつもなく遠かったりして。

雪国生活は突然に

秋田県への辞令が9月中旬に出て、10月1日から仕事できるように引越しをして秋田に来ました。その2週間の間に賃貸物件を探して内覧に来て即決、すぐに賃貸契約です。単身者は寮みたいに会社が契約する部屋があるようなのですが、家族持ちは自分たちで探さなければなりません。これがほんとに大変な作業。なんせ時間もないし、金額に縛りもあるから。


秋田県へは神奈川から引越しだったのだけど、神奈川では10月でも半袖で過ごせるくらい暖かい日も多かったのです。飛行機を降りた瞬間もそうだけど、引越しをしてすぐに雪の季節に突入しましたし、秋の季節を通り越して突然真冬並みの寒さに感じてしまいました。

季節が一気に変わり、朝冷えがすごく、子供達も身体が慣れなくてずっと風邪をひいていまさた。11月には雪が降り始め、4月もハラハラ降ることもあるようで。せっかく買った自転車、ほとんど乗れそうもないといったとこ。

 

あるお医者さんには、大人でさえ環境の変化で身体が慣れるのに時間がかかるからねぇと。子供なら2年くらいで慣れるようになるんじゃないか?とのこと。たぶんだけど、2年毎くらいに、転勤になりそうなんですけど。まいったね、まいったよ、と感じていたわけです。

社会人になってからは、友達と遊ぶというのは大分減ってはいたし、子供が産まれてからはママ友達以外とは余計に遠ざかっていた訳ですが、仕事もなくなり、友達とも会えなくなり、家族とも遠くなり、虚しさだけが残りました。

 

 ゴミを捨てに行くために、まずは雪かき

東京に住んでいた頃は年に数回しか雪が降らなかったため、雪が降って困るのは電車のことくらいでした。玄関前の雪ををちょっと払えばいいくらいといっても、ほんと払えば消えて無くなる程度の雪です。

車だって数日乗らなければいいじゃないって感じだから、わざわざスノータイヤを準備するほどでもない。

 

けど、ここは秋田。朝起きると、20センチくらい雪が積もっていたりする。気温が低い日は冷えて固まって凍ってしまうので、玄関前や駐車場の雪かきをしなければならない。車の窓ガラスから屋根の上から、どうやって落としたらいいのかわからないほど雪が積もっていたりする。

引っ越した年は雪の多かったようだけど、そんなの関係ない。ホームセンターに行って、雪かきグッズをあれでもないこれでもない言いながら選びました。

秋田県へ転勤した時は、一戸建ての賃貸に住んでいたのもあり、基本的には自分達でやはなければならないです。マンションに住んでいれば管理組合の人がやってくれたりもするのだろう。しかし戸建なので、庭や駐車場の手入れはもちろんのこと、共有の道路も近隣住民と雪かきをしなければならないのです。

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駐車場1台分は、雪を山積み。雪捨て場まで持っていくのもしんどいのです。冷えるとカチカチに固まり、さらに動かせなくなる。自転車は雪に埋もれてしまうので、2台入るサイクルガレージを買いました。

 

雪かきがかなりの重労働

雪捨場って決められた所に運ぶんだけど、重いし、遠いし、何往復もしなければいけない。寒いだろうと思って、つなぎのスキーウェアを着てやったか最後、何十分もかかるので汗だくです。

吹雪の中雪かきしたり、やってもやっても全然減らないんです。なんせ、田舎なので戸建てには駐車場スペースが2台分あるんです。我が家は1台しかなかったので、半分は諦めて貯めてましたけど、すぐに車と同じサイズぐらいの雪の塊に変わってしまうのです。これ以上は積めないよと。隣にも迷惑かかりそうだし。

屋根の上からもどんどんと雪が落ちて着て、リビングの前の窓ガラスが割れないんじゃないかとか、室外機に雪の塊が落ちてへこんでいたりとか。

 

車を使いたい時は、30分以上も前から雪下ろしや雪かきをして、道路も雪かきをして、、、。ゴミを出しに行こうと思うと目の前が真っ白で、スノーブーツが埋まるほど雪が積もっている、、、。雪がすごいから迎えに着てと言われたことが何度もあるけど、迎えに行くために何十分も雪かきして、、、。

主人は雪かきを言わなきゃしてくれない。しかたなく、私がする。だから余計にしてくれない。悪循環。やってよ。お隣さんもお向かいさんも、雪かきしているのはご主人ばかりなのに。うちの主人はほんとになにもやってくれなかった。

雪かきをするために、転勤族の嫁になったのでしょうか。東京帰りたい。毎日こんなことを考えながらの雪国生活でした。

 

ちなみに転勤先の秋田県大館市は、忠犬ハチ公の生誕地でもあり、銅像や秋田犬博物館がありました。りんごの種類がたくさんあって、どれを選んだらよいのかわからなかった。きりたんぽ祭り、懐かしいな。

ハチ公物語

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